がんばり続けてきたことで、生み出してしまった『魔物』の正体。がんばっても何も手に入らなかった疑問の答え。

がんばることで生み出される盲点。

昭和生まれということもあって、
がんばることが美徳だし、
がんばれがんばれ！の応援の元育ったし、
欲しいものがあるのなら

『がんばらないと手に入らない』

という土台の中で生きてきました。
そして、それに対して疑いもなかった…

今年40才になるけれど、
私は相当がんばり続けて生きてきたと思います。
もっとなにか大きなものを手に入れていても
おかしくないと思うほど
がんばって生きてきました。

でも、
今私のもとには、

なにもない。

恐ろしい現実…

え、人生ってがんばったら手に入るんじゃないの？？

私は、人間の根本の性質を見逃していたことに
やっとこ気付きました。

すべては『バランス』だった。

当たり前のことだけど、
バランスって大切。

食べ過ぎは良くないけど
食べなすぎも良くない。

考えすぎも良くないけど
考えなさすぎも全然良くない。

需要と供給、循環…

バランスの良さが、地球でスムーズに生きるためには
いちばん大切なんだと、今更気付きました。

がんばり続けたことで、生み出した『魔物』の正体とは。

結論は、

『執着』

です。

がんばることはもちろん大切ですが、
がんばりすぎることでバランスと崩してしまっていました。

執着という言葉を、あまり良い意味で使わない。
恋愛でも、こんなことってある⇊。
相手に執着している間はうまくいかないけど、
ちょっと違うことに夢中になっていたりすると
相手の心がグッとこちらに向いていたりするもの。
実際にそういうこともありました。

私は常に２つの『魔物』と暮らしていました。

１つ目は、
がんばることへの執着

がんばらないと手に入らないと思っていたから。

２つ目は、
手に入れたいものへの執着

だって、欲しいから。

がんばり屋さんと呼ばれた私は自分で魔物を生み出して、
なにひとつ手に入れることができなかった。
きっと私は不器用な性格なんだろうな。

『魔物』は以外と簡単に倒すことができた

長年連れ添った執着という『魔物』は
あることを意識したことで、
あっさり消えてしまいました。

それは、

【私が送る幸せな人生に必要なモノは
私に必要な時に
必要なタイミングで
必ずやってくる】

この意識は、
なんとなくずーっと重かった心をスッと軽くしてくれるものでした。

執拗に取りにいかなくていいんだ。
笑顔を保てるくらいに努力しよう。
あとはそのタイミングを察することができるくらいの
余裕をもっていよう。
そのためには、
がんばった分と同じ分だけ、
体と心を休めよう。